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2020.05.12外来
【コロナ疲れ】生活のリズムを整えるにはどうしたらいい?【コロナうつ】
皆さんこんにちは。
浜松市の精神科 佐鳴湖病院です。
新型コロナウイルスによる「外出自粛」が長期化するにつれ、精神的に疲れを感じている、いわゆる「コロナ疲れ」に悩む人が増えています。
「コロナ疲れ」が悪化すると、うつ病や自律神経失調症の発症につながる危険性もあります。
しかし、外出自粛の影響で、夜中までテレビを見る、ゲームをするなど、夜更かしをしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、崩れてしまった生活のリズムを整える方法をお伝えします。
ポイントは3つです!
【朝】決まった時間に起きて朝日を浴びる!
【日中】体を動かす時間をつくる!
【就寝時】同じ時間に床に就く!
【朝】決まった時間に起きて朝日を浴びる!
決まった時間に起きて朝日を浴びてください。
朝食をしっかり摂ることがオススメです。
朝食は体を活動モードに切り替えるために必要なものです。
すぐにエネルギーに換わる炭水化物と、糖分をたっぷり含む果物はエネルギー補給におすすめです。
(糖尿病の方は糖分にご注意くださいね!)
どんなにやる気がでなくても、野菜ジュースやスムージーでも構いませんので朝食を摂ってください!
【日中】体を動かす時間をつくりましょう。
外に出られず、ずっと家にいると体を動かすことは、意識しないとなかなかできないものですよね。
運動は、元気いっぱい駆け回るようなものでなくても大丈夫です。ストレッチする、窓を開けたら伸びをして深呼吸など、意識して体を動かす時間をつくりましょう。
ウォーキングは最高ですが脱水に気をつけてくださいね。運動の際は水分補給を忘れずに!
また、掃除は意外に体を使う運動になります。ふだん動かさないものを動かして、家の大掃除をするのも運動不足解消にはおすすめです。
【就寝時】同じ時間に床に就く!
眠れないと思っても、同じ時間に床に就くようにしましょう。同じ時間の癖をつけることが大切です。
眠るための環境を整えることも重要です。部屋は電気を消し、部屋を真っ暗にしてみましょう。
すると、眠気が訪れてきます。それは、睡眠ホルモンともいわれる「メラトニン」が分泌されるためです。
このホルモンの分泌は光と関係しているため、暗くなると分泌が高まるのですが、逆に明るいと分泌が抑えられてしまいます。
是非生活のリズムを整え、健康的な生活を心がけてみてください。
外出自粛は「ウイルスに感染しない、ウイルスを人にうつさない」ことが目的ですから、家にいるのであれば、何をしようが自由なはず。
家にいる時間を楽しめるよう、新しい趣味を見つける時間に当てるのもいいかもしれないですね!
しかし、先の見えない状況や環境の変化、行動の不自由さの中で一生懸命生活し、知らずしらずストレスが蓄積していきます。
こんなときは無意識に体や気持ちに力が入り痛みやイライラ、不安も高まります。
下記のような症状がある場合、佐鳴湖病院にご相談ください。
【体調面】 ●疲れがとれない ●眠れない ●頭痛 ● 腹痛 ●肩こり ●体の痛み ●めまい
【心理面】 ●不安心配 ●イライラ ●落ち着かない ●落ち込む ●緊張感 ●1人でいるのが怖い ●集中できない ●意欲が出ない
精神科は一般の病院となんら変わりはありませんので安心してお越しください。
十人十色、人それぞれ悩みや、人に聞いてもらいたいことがあるかと思います。
(家族のこと、将来のこと、体の不調、不眠、不安、職場のこと…)
あなたのモヤモヤを聞かせてください。
うまく話せなくても大丈夫です。もう、ひとりで悩まないでください。
【お問い合わせ・ご相談はこちらから】佐鳴湖病院
TEL:053-447-1831(電話受付:平日9:00〜17:30)